クリスティアーノ・ロナウドの7番 サッカーの言葉メモ

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「僕にとって7番はルイス・フィーゴの番号なので、別の意味でとても大事な番号なのです」
2003年10月号 プレミアシップマガジンより

ちょっと古いインタビューだが、クリスティアーノ・ロナウドのマンU移籍直後のインタビューを見つけた。
先日のやべっちでもやっていたが、マンUの7番というのは、今さら言うまでもなく、ジョージ・ベスト、ブライアン・ロブソン、エリック・カントナ、デイビット・ベッカムとつけてきた栄光の背番号だ。すごいですね。
その7番を、ポルトガルの若造が継ぐと聞いたとき、「いやあ、この男に7番は大丈夫かな」と当時のアサハカな僕は思ったものだ。
その当時のロナウドは、どちらかというとボールを持ちすぎて、周りとのリズムが合わない場面も多かったように覚えている。
それが今やすでにして栄光の選手たちにまざってもまったく遜色が感じられないほどになった。参りました、という感じだ。
さて、この7番。当時は、ロナウドの最初の希望はスポルティングでつけていた28番が欲しかったとのこと。クラブから「7番はどうかな」と言われ、エージェントに「7番がいいぞ」とすすめられて、決まったという経緯のようだ。
フィーゴがスポルティングで7番をつけていた時代があったようで、ロナウドにとってはあこがれの番号だった。

「少年時代にプロの選手を夢見ていた僕は、フィーゴみたいになりたいと願っていたものです。僕の親友で、今シーズンからバルセロナに移籍したリカルド・クアレスマも7番のユニフォームを着ています。クアレスマも僕も、子供の頃の夢がかなったんです」
(クアレスマは2004年にFCポルトに移籍し、そこでも7番をつけている:筆者注)

今さらながら、この若者の才能を見抜き、7番をあたえ、育て上げたファーガソンとクラブの手腕にため息が出る。
ファーガソンが、移籍前のロナウドにかけた言葉もまたいい。
「よくもユナイテッドの守備を破壊してくれたな」

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