高原 直泰 経験からシンプルな答え サッカーの言葉メモ

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プロの若手のフォワードにアドバイスするならば、「フォワードの仕事は?」と訊かれたら、素直に「ゴールすること」と言えるようになってほしい。
自分自身もそういう考えに至るまでには、いろんな経験が必要でした。

高原 直泰著 『病とフットボール』から

この高原の言葉、最後の1行ですね。ぐっときたのは。
こんなに当たり前の結論にたどり着くのに、「いろんな経験が必要でした」と言っていることろが、「あっ」と思いました。
当たり前のことを言っているのに、ある人の言葉はまったく響かず、別の人の言葉がとても残る。
昔、小野伸二がサッカー教室で子供たちに言った「ボールを大事にしようね」もすごかった。
子供たちが、みんな自分のボールを抱き寄せるような反応をしていた。
言葉って、そういうものだ。
シンプルってそういうことだ・・・と思った。
ところで、、この書籍、高原の言葉というより、聞き書きに近い肌さわりだけど、、、
それでもエコノミー症候群との戦いとか、彼の本音にしっかり触れているような気がします。

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