何をしようと僕は変わらない。ただ、スポーツと広告塔になる活動を両立させるのは、結構タフだよ。家族サービスも欠かさず行うし、デビッドベッカムの生活って実は大変なんだ。
サッカーマガジン ベッカムインタビュー 2008年10月21日号
お茶の水のサッカーミュージアムにはじめて行ってきた。バーチャルスタジアムという20分ほどの映像で、2002年のワールドカップのハイライトが映し出された。
最後にベッカムが出てきて、サッカー少年に向かって話すところで、映像は終わる。
「何よりもサッカーを楽しむことだ。そして練習をいっぱいしよう。」
などなど
博物館で流れる2002年のワールドカップの最後はベッカムのアップだ。それもベッカムのサッカーのプレイではなく、彼の顔のアップで終わる。
ロンドンのオリンピックが近付くにつれ、きっとまたベッカムが広告塔で登場する機会も増えるだろう。ボールをけらずに、にこにこ笑って登場する。
サッカーボールを蹴らないのに、やたらに画面に出てくるこのハンサムな人物が、実はサッカーのフィールドでも僕らを魅了した、フリーキックとクロスの名手だということを、どこかで忘れてしまいそうだ。
僕自身もサッカー選手の「ベッカム」(すごい奴)と広告塔の「ベッカム」(なんか変な感じ)を両立させるのは、大変かもしれない、とそう思った。
ベッカムは、自分がテレビに映るとき、必ず彼のキックの映像と一緒に出すことを契約に盛り込むべきだ。
ベッカム夫妻、NYの百貨店で新作香水「Signature」をPR(AFPBB News 2008年10月1日)
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